北海道ツーリング（７日目～９日目：夕張・帰宅編）
北海道ツーリング（７日目～９日目：夕張・帰宅編）
十勝平野をパノラマで。
実質的な最終日、十勝平野は抜けるほどの晴天だった。これが連日続いてくれればと恨めしいそうは言っても晴れは幸いである。ゆっくり朝食を取り、準備をして出発する。
十勝平野を西進する。なんでも賞味期限３時間のロールケーキが有名らしいのだが、男一人でよる所とも思えずパス。コインランドリーで洗濯も考えたが、ずぶ濡れたコットンパンツが簡単に乾くとも思えずスルーした。十勝平野から日高へ向かう国道２７４号沿いのドライブイン「とかち亭」で早めの昼食をとる。ここはツーリングマップるにも掲載されているのだが、生肉のミンチを乗せた「牛とろ丼」が有名である。この美味さは北米人にはワカルマイ。単車だと牛乳とステッカーをくれるサービスぶりである。
夕張を経由して苫小牧に向かう。ちょうど、盆の三が日に入ったこともあって夕張へ登る対向車線大変な混み具合である。地元ナンバーのようだし北海道市民も案外遊ぶところが少ないのだろうか？夕張ではドライブインに寄ったが、興味を引くものは何もなかった。８０００円もするメロンが買えるはずもない。
先に港の位置を確認する。
苫小牧のリサイクルショップ。
旅も終わりだ。
１９時に発する苫小牧のフェリー乗り場には１６時に着いてしまった。まあ、リサイクルショップかキタムラでも探して時間をつぶそうと思った。夕食も食べたい。ところがそれらしい中古カメラ臭がなかなかしないのである。やっと見つけたリサイクルショップだが、フィルムカメラの入ったショウケースのブツにはプライスタグがついていないのである。店員に聞くと、トプコン３５もアサヒフレックスも気を引くようなカメラはまだ値段がついていないというのである。値段がついているペトリＦＴやＯＭ７０７などいろいろ出してもらうが、高額な上にシャッターが切れないとかＡＦが効かないとか、ことごとく致命的なトラブルを抱えているのである。勿論、何も拾わなかった。この店、後日ネットオークション上に出品をしていることを発見した。気をつけねばならないだろう。その後、回転ずしやで腹を満たす。北海道は回転ずしの味も違うと聞いていたが、そんなこともなかった。
薄暗くなったごろ、カップル同志と合流して乗船する。
☆ ☆
１８年越しの北海道ツーリングは雨が重なって残念である。リベンジを果たしたいところだが、妻からは「最後」と念を押されているので難しいだろう。
とにもかくにも、念願で未踏破だった北海道を単車で走れて満足である。各地で送ったカニやエビはすこぶる評判だった。後日、三河でいくらを食べたが、北海道の味が残っていると食べれたものではなかった。そのうち、オープンカーを買って夫婦で訪れたいものだ。
