イカン・バカール北側（ペンタックスＭ５０ｍｍＦ１．４）

　今回の旅行は結婚十周年を記念したものなので、リゾート気分を味わうためにホテルもケチらなかった。とは言っても、ＪＴＢの安パッケージのオプションだから高が知れているのだが、いつもみたいに現地のネットで調べて国内人料金で泊まるのに比べればゴージャスである。泊まったのはバリ空港の南側、ジンバランに位置するインターコンチネンタル・バリ・リゾートである。プライベートビーチと専用プールを備えたホテルなど初めてなので拙僧はいい気分だったが、妻は思ったほど良くないと漏らす。そりゃあ、妻が出張でよく利用しているようなトヨタの役員が泊まるようなホテルに比べれば部屋のグレードは下がろう。こういうところでイチイチ文句を言うのは、妻もｘ人だなあと思わせるのだけど。
　ジンバランはイカン・バカールと呼ばれる、シーフードレストラン街で有名である。北側と南側に位置するが、強く南側をお勧めする。何故なら北側の方が激しく高くつくからである。拙僧夫婦はバリ滞在二日目に南側、最終日前日に北側を利用したが、北側では南側３倍くらいの料金を請求された。基本的にはシーフードバーべキューで南側はグラムいくらの料金設定なのに対し、北側はセットメニューであった。二人コースで７０００００ルピア（７０００円くらい）もした。南側は飲んで食べても３０００００ルピア（３０００円くらい）だった。絶対に北側に行ってはいけません。北側の方が外国人観光客も多く、ボルのであろう。ちなみに、ホテルから歩いていくと、北側は歩いて６０分くらいで南側は２０分くらい。北側のレストランは送迎が付いたのだが、帰りが物凄く渋滞していたので歩いて帰った。割とついていたと思うバリ島旅行だったが、最後にケチがつきましたな。

こんなかんじで店頭でじゃんじゃん焼く。


北側が良かったのはしばしば空港から昇って行く飛行機が見えた。


香港か大陸からの客だと思うのだが、海外でもカメラ女子は健在である。


北側も南側も外国人が多かったが、北側の方が規模は大きかった。それだけ搾り取っているのだろう。



夜も更けて、他のレストランではバリダンスの披露をしていた。


空港の灯が見えますな。


これは空港のレストラン。

ホテル周辺散歩（ペンタックスＭ１３５ｍｍＦ３．５）

　旅行代理店に寄れば、ジンバランは最近できたホテル街とのことであった。なので近代的なホテルばかりでコンビニを探すのも事欠くと思っていたのだが、実際には普通の東南アジアの町であった。近くにコンビニもあって、安くビールを買うには不便が無い。但し、交通量がかなりあって、ちゃんとアジア的なカオスな状態なので横断には細心の注意が必要である。片側３車線の幹線道路にも横断歩道や陸橋が無いのだが、バリの方々はどうやって渡るのだろう。ガイドに聞いてみても「とても気を付けて渡ります」以上の回答は返ってこないのだが。
　１３５ｍｍは荷物を減らしたくて外そうと思ったのだが、結果的には正解だった。オートバイのプロポーションを引き締めて写すには、ほど良い焦点距離である。

バリ島現地民の足の主役はオートバイである。


オートバイの移動屋台。食べてみる勇気はわかず




こんなアジアなトラックは珍しかった。大抵の四ツ輪は地味。


バリ島でもノーヘルは違法です。





自転車は珍しい。小学校高学年くらいの女子もスクータを転がしている。

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