紀勢ツーリング２００６ ４日目編（６／１）
鳥羽港でフェリーを待つ。
昨日は「恋のバッドチューニング」で興奮したせいか良く眠れなかった。なので起きたのは７：３０辺りだった。老夫婦の方は朝早く、拙僧が炊事をしている間にテントを干し始めていた。そう言えば老夫婦は炊事場を使わかったので拙僧が一人占領した。きっと装備が良いから自前で何とでもなるのであろう。朝食は何時ものチキンラーメンとコーヒー。本当はソーセージパンを買ってあったのだけれども昨日寝つけなかったので赤ワインと一緒に頂いてしまったのだ。ちょっと物足りないけど、途中でコンビニによることにしよう。出発は９：００辺りだったと思う。
ヘルメットを脱いでいる間に、どうやら乗船する船がやって来た。
いよいよ鳥羽港を離れる。
今日は帰宅だけが目的なのであまり悩む必要はない。国道を舐めて鳥羽港へ向うだけだ。途中で給油しただけであっさり鳥羽港に着いてしまった。ターミナルビルで食事でもと思ったのだけれども、１０分少々で乗船だというのでコーヒーを飲む暇も無い。待たされないという事はありがたいことでもあるのだけれども。「東京行き」と書かれたゲートに見覚えがある。前回、このフェリーに乗船した時は
ＫＤＸ２００ＳＲだった。あの時とは周りを取り巻く状況が全然違っているけど、とにかく相変わらず単車を転がす事が出来るのは何だか幸せな気がするなあ。
伊良湖港が近づく。
愛車と共に下船を待つ。
１時間ほどでフェリーは伊良湖港に到着する。後は効率よく帰宅するのみである。行きと異なり、帰りはＲ２３から蒲郡市手前で県道を経由してＲ１にアクセスし、音羽蒲郡ＩＣから東名に乗ってさっさと岡崎へ帰った。あ〜疲れた。
☆ ☆
という訳で結局川湯温泉には辿り着けませんでした。４年ぶりのロングツーリングで感じたのは自分の体力の衰えであります。これは年齢的にどうしょうもない面もあるのでしょうけど、拙僧の場合は「お鬱」で１年以上まっとうな社会生活をおくれなかった事が影響しているのでしょう。現在は復職までの間に体力を付けようと水泳を始めております。
疲れた話ばかりで鬱陶しいと思われたかもしれませんが、これは記事として記載するシチュエーション、つまり立ち止まって行く先を決めるような場面というのはどうしても疲労を感じる場面だからなのであります。単車を転がしている瞬間、最適なコーナーリングだけを絶えず考え続けるシーンというのは記事にし辛く、しかし、それこそが単車を転がす楽しみを味わう瞬間である事は、ここまで拙僧の稚文にお付き合い頂いた方々にはお分かりだと思います。
ご清読、ありがとうございました。
（了：２００６／６／７）