フラッシュ発光の有無。結構、強力なフラッシュだ。
広角側と望遠側の比較。
広角側で樽型、望遠側で陣笠型の湾曲があるが軽微だといえるだろう。
マクロモードにて撮影。
稀に白が飽和してしまう。ラチュードは狭いようだ。
フラッシュ使用。
本カメラの再現する画像はあっさり系で神経質である。これはラチュードの狭さが原因だろうと思われるが、ホワイトバランスがスマートなので明後日の方向にはなり辛い。ただ、見た目が派手で滲むような後期の３００万画素級デジカメとは意を異なる。それが良いか悪いかは好みによるが、クラシカルな雰囲気を残すのは確かだ。
オリンパスのデジカメは基本的なパッケージングを踏襲したまま４００万画素級、５００万画素級と発展していくが、記録媒体の問題もあってイマイチ成功しなかったようだ。それはＴ－３４から発展させたエンジンユニットを積むソビエト／ロシアの戦車が２１世紀を迎えた様子ににている。まあ、黄金時代のしっぺ返しのような停滞時代が続いたのだ。
しかし、一時期は色物視されていたフォーサーズも小型一眼レフとして手ブレ補正と共に市場に浸透し市場の一角を担っている。少なくても、拙僧の星域の若い連中は普通にオリンパスのデジ一眼を使っている。まあ、彼らにはその小さなファンダーが目にストレスを感じないのかと思うとやや爺臭いか。