影もハッキリ写っているので晴天下なのだが、穏やかな調子である。
今どきのデジカメみたいにバキバキとコントラスト（というか発色のエッジ）が過剰な画像ばかり見ているから、視覚音痴になっているのかもしれないな。
では、撮影結果（秩父夜祭編）をご覧頂きたい。
ポートレイトモデル撮影に比べると関心は低いだろうが、一般的な撮影はこんなものなので一笑頂ければ幸いである。
どうももっさりとした調子の写りなのだが、ピントを外しているわけでもないので、そういうレンズなのだろう。本レンズを取り上げた他の方のコンテンツも似たようなものだ。スタジオ撮影だとそうも感じなかったので、そういう設計なのだろうか。プロは屋外でセミ判カメラなんて使わない時代だったのかもしれない。勿論、ピントリングが不用意に動くコンディションなので本当にフォーカスを外しているカットも少なくないだろう。晴天下だったので絞りもＦ８～１１には絞った筈なのだが。
しかし、中判ならではのおおらかさだと思っていただければ幸いである。