この個体を手に入れた時には、ちゃんと露出計も動いていた。しかし、重い腰をあげて撮影に動員した頃には壊れていた。こういうのはオーナーとしては情けない限りである。
露出計が壊れても、晴れていればそれなりの固定露出になるので普通のボックスカメラとして使用可能だ。
コンテンツによっては露出計が壊れていた場合には１／６０とＦ１１に固定するとあるのだが、もうちょっと絞っているんじゃないかな。
湾曲収差がチャーミングだが、身体を動かさず、しっかりカメラをホールディングすれば、それなりに写る。
キャンデットフォトには向かないカメラではあるが。