本カメラは簡易カメラ寸前のプリミティブカメラだと思い込んでいたから出来上がりには殆ど期待していなかった。ところが予想に反してちゃんとしたプリントが返って来た。期限切れで安く買ってきたフィルムで撮影したのにも関わらず。どうも、拙僧の利用するドラックストアの０円プリントは安定性に欠けていて、特にＡＰＳのプリントは当たり外れがあるのだけれど、今回はライカ判フィルムで撮影したものに比べても遜色の無いプリントが返って来たのである。
　もっとも、そうはいってもどこにもピントが合っていてどこにもピントが合っていない感じのものなのだけれども、重さを感じないスナップ用カメラとしては充分だろう。本項でも述べたけど、通常撮影モードでも自分撮りモードでも最短撮影距離は殆ど変わらないので、違いはフラッシュの強制発光と言うことになる。本カメラの主なニーズが若い女性である事を考えると、フラッシュでいろいろと芳しくないものを飛ばしてしまうのが目的なのだろうな。
　メモカメラとしても使えない事は無いけど、ランニングコストが頭痛の種ではある。なんて言ったってデジカメの世の中だから。

鉄腕アトム。同じものが西単で売っていた。




北京の骨董品街として有名な琉瑠廠。
ぼったくられる可能性は大いに有るので、ここでのショッピングは拙僧はお勧めできない。


自分撮りを試してみた。ちなみに通常撮影モードである。


北京の新宿、西単。値段も品質も比較的安定している。
勿論、不良品のチェックと値段交渉は忘れずに。




突然、カメラは名古屋へ飛ぶ。


名古屋市内にあるイタリア村。


このようなお決まりの失敗を必ずやってしまうのだけれども。


被写界深度を利用した簡易マクロを試したけど、あまり芳しくないようだ。