愛知県香嵐渓にてミノルタオートパックＤ６を構える拙僧
なんと、スーパー８フィルムを国内現像してくれる唯一の現像所である育映社が８ｍｍ現像サービスを終了するという衝撃的なニュースが拙僧のガラスの心臓を打ち砕いた。コダクロームの消滅に続き、まるで泣きっ面に蜂である。これで、スーパー８フィルムを使用したければ、コダクロームより凡庸な（らしい）エクタクローム６４に現像代２５００円を払う以外に選択肢は無くなってしまった。フィルム代を含めると４０００円弱。ホームムービー作家（？）としては趣味の範囲としては痛い価格である。それで、手持ちのスーパー８シネカメラ達は無用の長物なってしまい、フジフィルムの慈善事業の継続にすがる事にしたんです。
ところがアセテートフィルムさんの情報によると育映社の現像機材をレトロ通販が引き取ったというのだ。拙僧も育映社の現像機材をどこか酔狂な現像所が引き取って、以前と同じ価格帯でサービスを継続してくれればなあという夢は見ていた。レトロ通販が件の現像機材を引き取るのは極自然な流れと言えなくは無い。
レトロ通販はモノクロやベルビアをつめたシングル８フィルムを独自に発売するなど意欲的な８ｍｍ専門店だ。今のところレトロ通販のＨＰでは何のアナウンスもしていない。価格が気になるけど、フィルム＋現像代で１本３２００円辺りになるのであろうか？送料は１本でも１０本でも同じ（１０００円）だろうから趣味の範囲として運用できるかも。何れにしろスーパー８ユーザーの福音として期待したい。