☆ジャンク度☆
裏ブタ欠落
ファインダー汚れ
弄りまわして不動に・・・

　フジカＰ３００はもっともポピュラーなシングル８シネマカメラである。だからと言う訳ではないが、気付いたら３台も手元に集まってしまった(--;。フジカＰ３００には新旧２つのタイプが存在する。主な機能は変わっていないのだが、若干使い勝手が異なる。拙僧の手持ちは１台が新型で、これは拙僧がはじめて購入したシネカメラである。残りの２台は旧型で、１台はグリップ部電池室の蓋が欠落した物をジャンクで、もう１台はジャンクセットの中に入っていたものである。
　今回は電池室の蓋が欠落した物を分解する事にした。本カメラは他に動作音がもっとも大きく、ファインダーも汚れで暗いという不具合があった。但し、露出計は実用になる値を指していたのだ。もう１台のジャンクは露出計の値が本カメラより怪しいのだが、ファインダーの清掃の必要がある他は程度が良いと思われたのである。そこで将来のＯＨに備え、Ｐ３００の構造を知ろうと言う訳である。何しろ本カメラはジャンク１００円で購入した為、気が楽なのである。



グリップ部電池蓋の他、リバース巻き上げ用のボルトも欠落している。


ヘリコイドカバーを外す。


レンズ前群を外す。


ズーミングリングを外す。


本体の前部カバーを外す。


露出計を外す。


レンズユニットを外す。


レンズユニットからハーフミラーブロック部を外し、清掃する。


ファインダー部ミラー、及びコンデンサーレンズを清掃する。


レンズフレームに大傷をつくってしまいました（;;。

　ファインダーの汚れはかなり良くなったのだが、組み立て時にミスを犯したらしく、ジャンクにトドメを指してしまったのである。原因は絞り羽根を曲げてしまったのだろうか？レンズユニットを組み立てる前ならそれなりに動く絞り羽根が、組み立てると動かなくなってしまうのである。
　実は同じ様にＰ４００の絞り羽根を曲げてしまった経験があり、注意をしていたのにも関わらずこの結果である。本番ではより慎重なプランを描かなければなるまい。