初めてのカラー現像だったが、想像以上にいい感じ。
外灘は有数の観光地であり、夜間でも照明は多く、人通りも多い。当然、あちこちで記念撮影をしており、外国人がカメラを構えても不自然ではない。拙僧は外国では夜間で歩かないことにしているのだが、この界隈は問題なしである。
フィルムは棚ずれ品を格安で手に入れたスナップキッズだか潜るんですだかを巻き戻したものである。ＩＳＯ８００等と言う高額なフィルムは拙僧には買えないのだ。現像はナニワのカラーキットを使った。カラー現像は初挑戦である。海外旅行の肝心なネガでリスクを選択してしまうのはフロイトの言うところの死の欲望なのだろう。リーゼ糖を飲んでいる甲斐がある。初めての経験なので成功なのか失敗なのかもよくわからないのだが、想像よりぐっとイイ感じの８０年代の上海が写っていて嬉しい。
フィルムが切れたりゴミが張り付いたりするのも効果的である。頼んだってキタムラはこんな感じにしてくれないだろうな。
